宮部みゆきのソロモンの偽証についてご紹介します

私はいま宮部みゆきの「ソロモンの偽証」を読んでいます。この作品は第Ⅰ部から第Ⅲ部まであり、ハードカバーでは3冊、文庫本でも6冊まであります。あらすじは、ある男子生徒が学校の屋上から落下して死亡したことで自殺か他殺かの論争が始まり、事実を隠す教師や警察に疑念を持った生徒たちが自分たちで生徒の死の真相を確かめるために学校内裁判を起こすというミステリー小説です。

最初の第Ⅰ部は序章なのでそこまで引き込まれませんでしたが、学校内裁判が始まる第Ⅱ部から一気に引き込まれ、寝る間も惜しんでどんどん読み進めてしまいました。ただ、途中から主人公たち中学生の大人びた言動が多すぎて、嘘っぽさが出てしまい、物語に入り込めなくなってきました。中学生たちは聞き込み調査や友達同士の会話の中で、いろんな裁判用語を使っています。しかし裁判用語なんてちょっと勉強したくらいでぽんぽん会話に出せるようになるとは思えません。残るは第Ⅲ部が残っていますが、最後まで読めるかどうか分かりません。

図書館で借りたところ、第Ⅰ部はボロボロだったのに対し、第Ⅱ部、第Ⅲ部と進むにつれて本が綺麗になっていっているので、最後まで読む人は少ないのかもしれません。私は第Ⅱ部の面白さに期待して、最後まで読もうと思います。