絶対入刀出来ないバースデーケーキ

食用インキのプリンターで好みの写真をケーキにしてくれるサービスを利用して自分のバースデーケーキを注文しました。

写真に使ったのはスマートフォンのアプリをいくつか駆使して合成してさもラブラブツーショットのように加工した大好き過ぎて崇拝しているアーティスト様とのものです。

対面の販売店ではとても発注出来ませんが、インターネットとスマートフォン、Apple社とスティーブ・ジョブズ氏に感謝するほかありません。アプリでササッと注文出来るのです。

同じ大きさのケーキをデパ地下やケーキ屋さんで買うよりは送料含めて少々高く付きましたが、それはそれ、世界唯一のケーキですからそのくらいかかって当然です。

いざケーキが届き、解凍して見ると、写真がそのまま貼り付けたかのように真ん中にありました。

ここで初めて「誤算」に気づきました。

まず、ろうそくが立てられません。いや、立てることは出来るのですが、溶けた蝋がわたしか彼にかかることを考えると立てることが何だか罰当たりな気分になります。

次に、普通のケーキ切り分けのようにすると、やはりわたしや彼の顔にナイフが刺さるとか、わたしと彼の仲を裂くようにナイフを入れるしかないとか、とにかくどう切れば縁起かいいのかなどと考え過ぎてしまい、結局写真部分以外のみ食べた状態で今日で解凍3日目となりました。

今日は潔くろうそくを灯し、蝋が溶ける前に回収してから写真部分を食べるしかありません。