元祖育成の星、松本哲也選手が現役を引退

読売ジャイアンツ外野手の松本哲也選手が今シーズン限りでの現役引退を発表しました。
松本選手と言えば、2006年ドラフト会議でジャイアンツから育成選手として指名を受けて入団、小柄な体格ながらガッツ溢れるプレーでそれから間もなく支配下選手としての契約を勝ち取りました。
初めて一軍に登録され出場した試合で大怪我を負いましたが、翌年には開幕一軍の切符を掴み、当初は守備固めとしての起用でしたが次第に出場機会を増やし、途中から見事外野のレギュラーを勝ち取り2009年の新人王を獲得しました。

松本選手と言えば、ガッツ溢れるプレーと天秤打法と呼ばれた独特のバッティングフォームが印象的な選手でした。ちなみに天秤打法は小柄で決して恵まれない体型だった松本選手が野球選手として生き残るために必死に努力して編み出した打法で、プロ野球でホームランこそなかったもののしぶとい打撃は相手チームの投手に嫌がられるには十分でした。
常に全力プレーを信条とした松本選手、それ故に毎年の様に故障に泣かされ、結果年々出場機会は減少、今シーズンに至ってはとうとう一軍出場がゼロに終わってしまいました。
今後は指導者として活動する可能性が高い松本選手、自らの経験を生かして若い選手を育てて欲しいものです。