大人になって考える事

小さい時は、今日が楽しければ全てよし!という感じでした。

しかし、大人になるにつれ、現実や未来を考え始めて感じてきたことがあります。

一つ目は、親の離婚と再婚についてです。

小さい頃は、親が離婚しても「好きにすればいい」って思っていました。けれど、自分が結婚式を挙げる時に問題が発生しました。

実の母親を公に招待できなかったことです。

私は、父とずっと一緒でした。実母とも離婚後も仲良かったのですが、親権優先をして父と義母と義妹を招待しました。

再婚した義母や義妹とは仲良かったので、それはそれで嬉しかったのですが、式当日には実母もこっそりと見に来てくれていました。

ベールを下げてくれる人は、義母でした。

義母とも、私が高校生からの付き合いなので15年以上でしたので、私自身は育ての母親だと思っています。

喜怒哀楽ともにしてきていたので、義母がベールを下げる時に、「おつかれさま。今まで本当によく頑張ったね」って言ってくれて思わず涙が溢れました。

ちょうどその時、柱に隠れていた実母の顔が見えました。

私は、すごく涙がさらにあふれてきました。

お母さんは、私のベールをさげたかっただろうな。

お母さんは、私を今抱きしめたいんだろうな。

義母が、こうやってここに立っているのを悲しんでいるのかな。

色んな思いであふれました。

だけど、私はどうしようもできませんでした。

あの昔の離婚の時に「好きにすればいい」って思っていた私は、なんて浅はかだったのだろう。

私の人生に、親の離婚や再婚が無関係なわけがなかったんだ、と大人になって思いました。

だから、義妹にはすごく今でも伝えています。

「家族がバラバラになっても、私には関係ないなんてことは絶対にないんだよ。

だから目の前の事だけを考えず、家族がバラバラになりそうなときは、知らん顔せずに家族として一緒になんでも考えていく事が大切なんだ。

嫌な事に逃げたりすると、あとから気づいた時に悲しい思いをするよ。

後悔しないような人生を送ってほしい」と。

そして妹に一冊の本をあげました。